連続してリーディングの話が続きます。
理由は僕が今一度勉強したいと思ったからです笑
細やかな褒め言葉
今回の褒め方は以前の記事とは用途が違い、相手の気分を良くさせるための褒め方です。
リーディング相手に「あなたは誠実である」ということを言いたいとします。
「あなたはびっくりするくらい誠実ですね」
これだけ言われたら、言われた側はどのように思うでしょうか?
「お世辞」「嘘くさい」と感じるでしょう。
褒めてることには間違い無いですが、こういった種類のお世辞を言われると人は即座に拒絶してしまいます。
今のは悪い例でした。
「誠実」ということを細やかな褒め言葉で伝えるとこのようになります。
「あなたは大多数の人より、誠実で良心的な心を持っているでしょう。もちろん聖人でも完璧でもありませんが、大事な場面では周りからは強く信頼されていて自分でも誠実であることの大切さを理解しています。仕事などでも約束を守り、一個ずつ確実にこなして来ていることが良くわかります」
ちょっと占い風に言ってみましたが、いかがでしょうか。
このように周りを引き合いに出したり具体的に細かく褒めることで、あたかも特定個人のことを褒めているように聞こえます。
レッスンなどでは自分の演奏に自信がなかったり、やる気がなくなってしまった子に細やかな褒め言葉を使って褒めてあげた後、直すところや練習法を提示してあげると良いと思います。
リーディングで大切なこと②
リーディングで大切なことは相手積極的に情報を出してもらうことです。
メンタリストDaiGoさんも表情から感情などの情報はほぼわからないと実は言っています。
つまり相手の発言などからリーディングを組み立てていかなくてはいけません。
そのためにリーディングで1番気をつけなければいけないのは、警戒されたり拒絶されてしまうことです。
なので褒める時には細やかに褒めることが大切になります。
バイオリン講演奏家 長又允希