辛い病気も解釈次第では?という話を紹介

昨日に引き続き「不安」は解釈次第!という内容です。

統合失調症

「統合失調症」という病気をご存知でしょうか?

主な症状としては、幻覚が見えたり妄想にとらわれてしまうといったものがあります。

幻覚や妄想がどんなことかというと、人が自分の悪口を言っているように感じたり、すれ違った人が襲いかかってくる気がする感じです。

本当に辛い病気として知られています。

アフリカやインドで統合失調症にかかると

アフリカやインドにも統合失調症はありますが、この病気にかかっても「人の悪口がずっと聞こえる」といった症状はないそうです。

理由はとても簡単で統合失調症にかかった人が聞こえる声は神の声だと考えられているので、

「神の声が聞こえるようになった」

と統合失調症の人は言います。

西洋や日本では、

どこからか声が聞こえる→悪口だ

となるところが、

どこからか声が聞こえる→神の声だ

となり、悪口がずっと聞こえるといった幻聴や妄想に捉われることがないそうです。

今回この話を紹介したのは、病気の症状が変わるほど解釈の影響力が強いということを知ってもえたのではないでしょうか。

次回、不安を具体的にどのように解釈、理解していけば良いのかを科学的根拠とともにお話します。

バイオリン講演奏家長又允希