紹介します。3月24日バイオリン講演奏会への想いを…

この演奏会はただの演奏会ではありません

楽しい演奏会とはどのようなものでしょうか。
僕の父は音楽が好きだったので、小さい頃よくコンサートに連れて行ってくれました。
連れて行って貰った数々の演奏会のパンフレットをこの間久々に見返したのですが「何故もっと集中して聴かなかったのか」「今でも思い出せるように脳に焼き付けるように聴けばよかった」と後悔するくらい素晴らしい演奏家達の演奏会に連れて行ってもらっていたようです。
しかし幼かった僕にとっては、正直演奏会よりおもちゃ屋に行くほうが楽しかったですし、演奏会はむしろ眠たくなるのに寝たら怒られる嫌な場所でした。

3月24日の講演奏会を「誰にでも楽しめる演奏会」をしようと考え、まず最初に行ったことは過去聴きに行った演奏会のパンフレットを「印象に残っているもの・いないもの」で仕分けることです。
仕分けてみると印象に残っている演奏会のほとんどが最近行ったものでした。
しかし興味深いことに小学校低学年より小さい頃に行ったのに印象に残っている演奏会が3つありました。
そこで僕は何故か印象に残っている3つの演奏会のパンフレットを手に取り読んでみることにします。
しばらく読んでいるとある共通点を発見しました。
その3つの演奏会で演奏された曲は、僕が読んでいた作曲家の伝記に登場していた曲だということです。

共通点に気がついた時、演奏を聴いていた時の心境が鮮明に蘇ってきました。
記憶の中の小学二年生の僕は、演奏を聴きながら伝記に書かれていた作曲されたときの様子などを鮮明に思い出し、心の底から音楽を楽しんでいました。

僕は演奏を聴いていた時のことを思い出す中で、音楽は物語や背景などを詳しく知るとより楽しむ事が出来、記憶にも残るということに気がつきます。
最近、ゲームや映画の曲の演奏会が大人気で涙するお客さんがたくさんいるという話を聞いたのですが、それも僕が音楽を通して伝記に書かれた曲の背景を思い出し感動したように、ゲームや映画の音楽を聴くことでゲームや映画を思い出し、音楽を楽しめているということなんだろうと思いました。

今回の講演奏会では、この発見を活かして誰もが知っている名曲を、音楽がより楽しめるエピソードと共にたくさん演奏していきます。
大人気番組「チコちゃんに叱られる」のような感じで曲を紹介し、その後バイオリンによる生演奏を行うと言った感じです。
前回のアンケートで、演奏もたっぷり聴きたいという意見もあったので、たくさんの曲を用意しています。

正直な話、世界には僕より上手い演奏家はたくさんいますし、最近はネットなどを使って素晴らしい演奏を無料で簡単に聴くことが出来てしまいます。
しかし、世界一上手い演奏をする事が難しくても、できる限り良い演奏をして、来てくださったお客さん全員を感動させたいと思い日々練習をしています。
そして僕は、この記事やチラシを見てくださっているあなたが世界一楽しめる演奏会を作りたいと思っています。
なので是非3月24日ウェスタ川越小ホールで、あなたにも「バイオリン講演奏会」を楽しんでもらいたいと思ってます。
3月24日お会いできることを楽しみにしています。

演奏会詳細

3月24日(火) 19:00〜20:30
※開場は18:30からになります

料金
大人 1500円
中学生以下 500円

チケット購入はこちらから

https://mtkvngmt.com/657-2

メール
ngmt4a.mtk@gmail.com

電話
09012579075

公式LINEから

バイオリン奏法本入門3選

今回は、バイオリン奏法の本を3冊紹介していきたいと思います。

読みやすい本が多めです。

まず1冊読みたい人向け

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N響のコンサートマスターで愛称「まろ」でおなじみの篠崎史紀先生の本です。

内容としては楽器の持ち方から合わせや練習で気をつけることまで幅広く書いてあります。

内容もとても素晴らしいのですが他のバイオリン奏法の本より、安く読みやすいと言う事がおすすめポイントです。

なかなか奏法本は読みにくいものが多いのですが、この本はするする読む事ができました。

バイオリンを習っている人も、教えてる人も安いですし買ってみてはいかがでしょうか。

バイオリン講師ならマストな1冊

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世界一のバイオリンニストは?

と言う質問をすると音楽好きは激しい議論を繰り広げると思いますが、

世界一のバイオリン講師は?

と言う質問にはほとんどの人が「レオポルド・アウアー」と答えるのでは無いでしょうか。

当時の有名なバイオリンニストはほとんどアウアーに習っていたと言われています。

そんなアウアーが書いたアウアーの本が勉強にならないわけありません。

この本は、バイオリンをどのように学んでいくべきかの地図のような1冊だと思います。

見出しにも書いてありますが、バイオリン教えている人は必ず読むべき1冊だと僕は思います。

奏法の本は読めません。と言う人向け

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感想(0件)

この本は、有名なバイオリン奏者のインタビュー集です。

各バイオリニストが先生について、奏法、練習時間、音楽観など答えています。

難しい本や最初から最後まで本を読む時間が無い方はこの本を買い、好きな奏者のインタビューだけでも読んでみると新たな発見があるのでは無いでしょうか?

バイオリン講演奏家長又 允希

楽譜を集めます。

これからuniveresal edition のIgudesman の楽譜を集めていこうと思っています。

とりあえず4冊注文。

海外からも2冊取り寄せ中です。

1冊安くても4000円くらいで高い。

バイオリン講演奏家 長又允希

講演奏会が行われるゴゴさろんとは

一番初めの記事でも少し紹介しましたが、改めて紹介しようと思います。

3つのテーマ

毎月演奏会を行うことが決まった時、3つのテーマが僕の中にありました。

  • 著作権的に怒られそうな曲は弾かない。
  • 毎月来てもらえる演奏会にする。
  • いい演奏を聞けてよかっただけで終わらせない。

1つずつ解説していきます。

著作権

正直これに関しては僕の勉強不足が大きくどこからアウトなのかよくわかってないのですが、報酬が発生する演奏会で著作権がきれていない曲を演奏すると怒られます。

一応回覧板に載せていただいたり、社協の方に市役所でも話題になっていると伺ったので、誰かに迷惑がかからないよう特に気をつけなければいけません。

なので基本的にこの演奏会ではクラシック、ジャズ、アイリッシュ、日本の童謡といったものを演奏しています。

しかしただ弾くだけだと面白くないので、著作権がきれていてかっこいい曲を探したり、童謡などに色々アレンジを加えるなど工夫をしています。

クラシックの曲を演奏する際も様々な工夫をしてきました。

バッハの自筆譜のコピーに解説を加えた上で演奏したり、お客さんの前でどのようにフレーズ感など決めているか実演してから通しで演奏したのはとても好評だったので今後もやっていく予定です。

毎月来てもらえる演奏会にする

これに関しては一番初めの記事を読んでいただけるとありがたいです。https://mtkvngmt.com/archives/17

何度も来てもらえるための工夫がただのバイオリン演奏ではなく、バイオリン講演奏会と名付けた理由にもなっています。

今の所、他の予定と被らない限り何度も足を運んできてくれる方ばかりでとても嬉しいです。

いい演奏を聴けたと言う感想だけで終わらせない。

「いい演奏を聴けた」といってもらえることは奏者にとって幸せなことだと思います。

しかし僕は演奏会にきてもらうことで、幸福度が上がったと言われるような演奏会を作りたいなと思いました。

演奏会に来てくださった方が、演奏会中に幸せだと感じ、日々の生活も良い時間を過ごせるようになって欲しいと考えたからです。

何より「いい演奏」は僕でなくてもできる人がいっぱいいるとも思ったからです。

具体的にどんな風に幸福度をあげる工夫をしているかと言うと「メンタルをよくする習い事」「科学的証拠がある瞑想」「世界一幸福な人」「有能な人間の4つの特徴」「脳みそを若く保つために大切なこと」など紹介しました。

そこから(少し無理やり)音楽に関連付け演奏しています。

最近は月ごとにテーマを決め講演奏会を行なっています。

1月は「最新の幸福研究紹介」がテーマで、

  • ポジティブな感情と人生の満足度を効果的に高める方法
  • 聞くだけでネガティブな感情が減り、ポジティブになれる音楽
  • 2000人に聞いて判明、幸福な人と不幸な人を分ける3つの特徴

について、話す予定です(脱線しなければ笑)

ブログにて

ブログでは、ゴゴさろんのトーク内容ダイジェストverを更新していきたいと思います。

またもしかすると動画も録り、載せるかもしれません。

1月の話す内容に興味を持った方は、2月のはじめに更新する予定なのでお待ちください。

バイオリン講演奏家長又允希

「無料で読んで良いの?」といわれるブログにするために③

3回に渡るブログ紹介も今日が最後です。

おすすめ紹介

今までのブログ紹介記事と比較すると、だいぶ簡単な紹介になりますがこのブログではよくあるおすすめ品紹介記事も、書く予定です。

具体的には、書籍が多くなりますが、電子機器、バイオリン練習グッズ、健康器具等使っていてこれは良かったというものを紹介していきたいと思います。

便利グッズから変わったものまで色々と手を出しているので、このブログで初めて知ったと言われるものから、よくあるものまで色々と記事にする予定なので、読んでる方には楽しんでいただけるのではないでしょうか。

本以外で今、欲しいもの

記事の量もこれだけだと寂しい感じがするので、どんなものを記事にするのか参考にもなると思うので、今欲しいものをいくつかあげてみます笑

1、Oura ring

「オーラリング?胡散臭いな….」「スピリチュアル?」と思った方、違います。

この指輪は、「睡眠の質」「ストレス」「運動量」など、測ることが出来ます。

データは、全てスマートフォンで見ることが出来るようです。

ストレスの対策の基本として、1番大切なことが「正確に自分のストレスを測ること」だと言われています。

ストレス、睡眠モニタリングの機能も信用出来る精度のいい実験で実証されています。

どのようにストレス等測っているのかについては、いつか緊張しないメンタルの作り方の記事を作る予定があるので、そこで紹介します。

2、ガスバーナー

これは、完全趣味で低温調理したものの表面を炙る用に欲しいです。今見たら値上げしていた。

3、iPad pro 12.9 Smart Folio (keyboard)

自分の持っているスマホの録画機能がとても残念なので、iPadで動画を撮ったりするのですが、三脚との接続パーツがカバーを外さないと難しいので、付け外しがしやすいsmartfolioが欲しい。

ただケースにこの値段出すかは、とても迷いどころです…..。

まとめ

他にもステッパーや、バイオリン周辺器具等欲しいものはありますが、少し変わったものが欲しいことが伝わったかなと思います。

正直無駄づかいしなければ買えるのですが、やはり本をガンガン買っているためなかなか趣味のものは買えていません。

購入出来た際はまたご紹介します。

明日から本格的なブログ更新です。是非読んでください。

バイオリン講演奏家 長又允希

「無料で読んで良いの?」と言われるブログにするために②

前回の記事では「オンラインレッスン室」に絞り、内容紹介しました。

今回は、読むだけで楽しんでいただける「講演奏庫」カテゴリの紹介をしていきたいと思います。

講演奏会と時間

毎月講演奏会の内容を考えるために本を大量購入したり、様々な論文に目を通す等して、かなりの時間とお金を費やします。

しかし「ゴゴさろん」では1時間程度しか、講演奏会を行うことが出来ません。

なので、泣く泣く話す事を諦めた話が、毎月蓄積されていきます。

また音楽に絡められず、披露することが出来ない話を多々ありました(お金を稼げる性格と特徴、仕事が82分早く終わる方法、科学的に正しい謝罪の仕方、結果の出る練習時間etc)

そして1番の問題が、人に教えたりしないため記憶に定着せず、僕の中で使える知識にならないのです。(この記事参照)

実際に講演奏会で話した内容はどんなところでもスラスラ話せますし、読んだだけの内容はしっかり準備しなくては、話せません。

そこで何か別の形で他人に自分の言葉で説明する方法は無いだろうかと考えていました。

ブログという答え

このブログで、話す事が出来なかった内容を記事にする事でメリットが、3つあります。

  • 僕の記憶に定着する。
  • 役立つ知識の倉庫になる。
  • 何か困っている人の助けになるかも。

1つめの記憶の定着に関しては、これまで書いた通りです。

2つめの知識の倉庫というのは、このカテゴリーの由来にもなっていますが、文字通りの意味です。

何かトークの内容や面白い話を知りたいなと思った時、この「講演奏庫」から自由に引き出して使って頂ければと思います。

3つめの記事の内容が助けになるかもというのは、ブログを始める1番大きなメリットかなと思います。

夏頃から色々勉強し始め「これを学生の頃に知っていれば….」と思う事が何度もありました。

しかし学生時代は、仕事やら、試験やら、合わせやら、単位やら、振り返ってみても、自分で勉強する時間はなかったかなと思います。

なので、読んでくださる方の役に立ちそうな知識を「講演奏庫」には貯めていきたいです。

まとめ

この「講演奏庫」には、読んでくださる方と自分自身のために役立つ知識を詰め込んでいきます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

Twitterアンケートの結果「楽器の技術が2倍のスピードで上がる方法」を最初の講演奏庫記事にしたいと思います。

明日は、まだブログ紹介記事です。

バイオリン講演奏家 長又允希

「無料で読んで良いの?」と言われるブログにするために①

今回は、このブログでどんなことを記事にしていくのか、3回に分けて記事にしていきたいと思います。

オンラインレッスン室

プロフィールや、演奏活動まとめにも記載しましたが現在幼稚園で集団バイオリンレッスンを行なっています。

レッスンをしていて楽しいこと、難しいことたくさんありますが、1番難しいことは生徒たちの気分の変化でした。

例えば、幼稚園でお誕生日会があり、プレゼントをもらった時は子どもたちはバイオリンよりプレゼントのことで頭がいっぱいです。

そしてひとりプレゼント開けたくて仕方がない子がいると、どんどん気持ちが伝染していきます。

そのような日は、僕の力不足も大きいのですがあまり良いレッスンを行うことができませんでした。

他にも来年新しい園児が入ってくれた時に1からつきっきりで教える訳にもいかないし、どうしようという悩みもあります。

そこで幼稚園の生徒向きにYoutubeの限定公開でバイオリン奏法の動画をあげることを思いつき、実際に何本か動画を上げました。

ただ限定公開だと許可を出したり、メールを送ったりすることがとても手間だったのと、観る方もメールを探して観なければならず、正直思ったほど再生数も伸びませんでした。

しかし普通に公開でYoutubeにあげるとなると、もっと色々研究したりしてからではないと…という思いがあります。

ただ知り合いだったり、幼稚園以外の生徒が観ることは損にはならないし、今の形では観にくいので幼稚園の生徒にも観て貰えないだろうと悩みました。

悩んだ末思いついたのが、ブログにURLを載せそこからのみ動画を再生できるという形です。

これだったら全ての生徒に動画を観てもらえますし、ブログの検索から解決したい悩みを探すことが出来るので、再生しやすさという点も解決するのではないかと考えました。

動画の内容的は「右手の持ち方」を例に挙げると、

  1. 小さな子でもわかる持ち方解説動画
  2. 有名奏者は、どのように持つよう言っているか

という初級、上級みたいな動画をあげていきたいと思っています。

①は、とにかくシンプルに短く何度も再生できる動画にしたいと思います。

②は、世の中に出回っているバイオリン奏法に関するものを比較し、実際の経験に絡めてお話していきます。

今、手元にあるものだけでも、

モーツァルトのお父さんの本、ハイフェッツの先生アウアーの本、メニューインの本、N響のコンマスでまろでお馴染み篠崎先生の本、有名バイオリン教師が集まって書いた本、葉加瀬太郎が解説している動画サービス葉加瀬アカデミー、成人してからバイオリンを始めた東大医学部の先生の本、有名演奏家のインタビューまとめのなかの奏法の記述etc

などがあります。

ほとんどの人が読んだことないor存在すらない本があったかと思いますが、奏法系の本などは高いので仕方ないかなと思います(上にあげた本は大体1冊2500〜5000円)

しかしこの本の中には、知っているだけでどのように弾けば良いのか具体的にわかる話等たくさんあるので、そう言った話をピックアップしてお話していきたいと考えています。

また音楽に正解はないと言いますが、僕は音楽には正解がたくさんあるのかなと感じる瞬間がたくさんありました。

奏法も曲想も、人によっても違いますし、オーケストラの授業等思い出してみると先生によっても言っていることが違います。

僕のバイオリンの師匠は良い先生で、本当に色々なことを教えてくれましたが、友達の中には先生が合わず悩んでいる人も多くいました。

個人の先生は、気軽に変えたり出来るものではないのでいきなり新しい先生を探すのは難しいと思うので、この動画を観て色々試したりしていただければと思います。

まとめ

このブログでは、レッスンの振り返りもできる動画を「オンラインレッスン室」というカテゴリーであげていきます。

動画の種類は2種類で、

  • 小さな子でもわかる解説動画
  • 有名奏者の意見まとめ

という形で進めていきます。

僕の生徒さんをはじめ、演奏活動している方、他の先生に習っている方、講師として活動している方は、是非お気に入りに登録してくださると嬉しいです。

次回の「演奏者、生徒、講師、音楽好きに、このブログは役立ちます②」では、特に演奏会で話すネタがない方や、一般の方に楽しんでいただけるカテゴリーを紹介したいと思います。

講演奏家 長又 允希

バイオリン講演奏家と名乗る理由

こんにちは、ながまたみつき(@mtkVngmt)です。

講演奏家という僕の作った肩書きを紹介します。

講演奏家とは?

このブログを見てくださった方がまず最初に思うのは、

講演奏家って何だろう?

だと思います。
簡単に説明すると「講演奏会」を行う人のことです。「講演奏会」については、最初の記事をぜひ読んでください。

ご紹介します長又允希の演奏活動2018https://mtkvngmt.com/archives/17https://mtkvngmt.com/archives/17

「講演奏会」「講演奏家」どちらも聞き慣れない言葉だと思います。


それもそのはず僕が作った言葉だからです。(講演奏家と検索しても引っかからなかったので間違いないと思います..)

何故講演奏家と名乗り始めたかというと「ゴゴさろん」で毎月講演奏会を行っているうちに

  • 本や論文を読む量が圧倒的に増えた。
  • 知識が蓄積され、特にトークの内容を考えなくても1時間くらい講演奏会が出来るように。

という僕自身に2つの変化が起こりました。


1つずつ解説して行きたいと思います。

読書について

まず本についてですが、読むジャンルが大きく変わりました。

昔から小説や漫画を読むのが好きで、普通の人より本は読む方だったと思います。

講演奏会で話す内容を集めるためには、やはり本を読むべきだ。

と考え、購入した本が、

ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学 [ ジョン・パウエル ]
価格:2,160円
(2019/1/4 11:58時点)
感想(0件)


という本です。

講演奏家として活動に1番大きな影響を与えた1冊を選ぶとしたら間違いなくこの本だと思います。

詳しい本の紹介はまた後日投稿したいと思いますが、

  • 音楽で味覚が変わるのか
  • 人が音楽で感動する仕組みと理由
  • BGMの効果
  • 聴こえているものは、嘘だらけ
  • 音楽に才能があるのか
  • 最初に習うべき理想の先生、プロを目指す時習うべき先生

のようなことが科学的根拠となる実験や研究と共にしっかり書いてあります。


この本に書いてある内容は多くの感動と驚きを与えてくれましたが、
「自分が奏者としても講師としても、知っているのと知らないのでは大きな差がでる研究を全く知らなかった」
ということがショックでした。

そこからの僕は、音楽に限らず様々な分野の研究や論文を読み漁り始めました。

本から得た内容を講演奏会やレッスンで活かし、そこで得た収入で本を買うというサイクルの始まりです。

まだまだ読みたいけれども、買えていない本もたくさんあるので今後もたくさんの本を買えるよう頑張りたいと思います。

何故準備をせずに話を出来るようになったか

2つめの変化「準備しなくても1時間くらいであれば講演奏会が出来るようになった」というのは、講演奏家と名乗る最も大きな理由です。

もし僕が記憶力がよいのであれば、本を読むだけで話のネタも増えるので、準備しなくても喋れるようになることは普通のことだと思います。


しかし僕は記憶力も良い方ではないですし、台本の丸暗記や単語テスト等は大の苦手でした。


では何故、準備もせずにその場で色々な話を出来るようになったかというと秘密は講演奏会の仕組みあります。

講演奏会が、記憶定着に繋がる秘密

効果的な勉強方法というのは何かというのは昔から研究されていて、効果的とされている方法の1つに、「他人に教えようと思いながら勉強する」という方法があります。


この方法は、アメリカ教育研究ジャーナルに載っている1982年のメタ分析(精度の高い研究方法)で効果的とされており、2014年にワシントン大学もこの方法を推奨する論文を発表しています。

何故この方法が効果的なのかということも、シンガポール国立大学の2018年の研究で答えが出ていて、「他人を教える為には、自分の記憶の中から検索する必要がある。よって教えることは「検索学習」の側面を持つため効果的な勉強方法になり得るのだろう」とのことです。

検索学習とは最強の勉強法とされている1つです。

詳しくは、勉強についての研究等まとめた記事を作成するつもりなのでそこで解説します。

その他にも自分の言葉に置き換えたり、比喩を使って説明することで記憶の定着の繋がるという研究もあります。


何故準備しなくても色々と話せるのかという話に戻りましょう。

毎月講演奏会が行われている「ゴゴさろん」の特徴に普段音楽をあまり聴かない方が多いというものがあります。


なので、音楽の話などをする際は例え話等を用いて、丁寧に1から説明してきました。


読んでる方はめんどくさそうと思うかも知れませんが、これこそ僕がいつどこでもパッとトーク付き演奏会「講演奏会」を行えるようになった理由だと思います。

誰が聞いてもわかる説明が出来るように本を読み、例え話等交えながら丁寧に人前で話すと言うことは僕自身のスキルアップに大きく役立ったなとこの記事を書きながら改めて思いました。


このブログに投稿することも、記憶の定着に繋がっていると思うので、更新すればするほど使える知識が増えていくと思うのでコツコツ更新頑張ります。

他にも読書の仕方や、Twitterの下書きを利用した暗記術等利用していますが、そういった方法はいつかまた記事にします。

まとめ

本、論文の読む量が増え、内容を吟味し毎月講演奏会を行なっているうちに、準備しなくても話せるようになったので「講演奏家」として活動し様々な場所で「講演奏会」を開こう。

と考え、色々な場所で講演奏させて頂いていることが「講演奏家」と名乗る理由になります。


次回はブログをどんな風に使っていくのかということを記事にしたいと思っています。

バイオリン講演奏家 長又 允希

ご紹介します、長又允希の演奏活動2018

2018年12月31日、23歳の誕生日を迎えました。
記念すべきブログの初投稿は、2018年3月に東京音楽大学を卒業してからの9ヶ月を紹介します。

バイオリン講師として

バイオリン講師としての活動は、個人の生徒が10人程増えたり、幼稚園やカルチャーセンターで集団レッスンという新しい挑戦をさせて頂いたり、以前から手伝っていた川越ジュニアオーケストラ講師に正式にして頂いたり、とても充実したものとなりました。

演奏活動

演奏活動は個人の活動が多くなり、桜の花びら舞う神社、洋服屋さん、紀伊國屋書店、ららぽーと富士見、プリンスホテル、幼稚園と言った呼んで貰えなければなかなか弾く事が出来ない場所で演奏させて頂けたのはとても良い経験となりました。


また障害を持った子どものデイサービスを行なっている施設で毎週演奏させて頂いているのですが、その日いる子によって皆の反応がガラッと変わってくるので、曲目やアレンジ、楽器体験をさせてあげるタイミング等考えながら演奏しています。
すごく素直に良いも悪いも反応してくれるのでとても楽しい上に勉強になっています。

ゴゴさろん

生活自体が大きく変わったのは、夏頃からでした。
地元川越で毎月ワンコインコンサート「ゴゴさろん」が9月から始まる事が決まったからです。

「ゴゴさろん」とは、地域の集いの場として何かを始めたいと考えていた自治会長に声をかけ始まった演奏会です。
普通の演奏会と大きく違う点は、

演奏会の半分くらい僕がペラペラ喋っている

と言う点です。
何故そのような演奏会になったのか説明します。


「ゴゴさろん」を始めるにあたって最初に考えたのは、どうしたら毎月来てもらえるのかという点でした。
バイオリンというのは、音大にいると忘れがちなのですが普通に生活しているとなかなか聴く機会がない楽器です。

なので、年に1度地元で演奏会を開く分には一般の方も物珍しさに来てくれます。
実際に、お花見会での演奏の際は例年の倍近く参加者が来てくださいました。


しかし毎月演奏会を開くとなると、希少性が薄まりどんどんお客様が減っていくことは目に見えていました。


そこで考えたのが、

音楽にまつわる研究や、生活に役立つ研究を講演のように紹介する演奏会

でした。そしてこの講演+演奏会を

「講演奏会」

と名付けました。


結果からいうと「講演奏会」は好評で「ゴゴさろん」には毎回40-50人程お客様が来てくださり、半分以上の方が毎月足を運んでくださっています。


4月からは「ゴゴさろん町内巡業ver」も決定していてさらに多くの方に楽しんでいただけるよう色々と考えています。

「講演奏会」を始めたことによる僕自身の大きな変化に関しては、下記の記事をぜひ読んでください。

講演奏家とは?
https://mtkvngmt.com/archives/51

また何故ブログを始めたかと、どんな内容を投稿していくのかも近日公開予定です。
https://

2019年は、このブログを始めSNS等活用していく1年にして行きたいと思うので、よろしくお願いします。

バイオリン講演奏家 長又 允希