紹介します。3月24日バイオリン講演奏会への想いを…

この演奏会はただの演奏会ではありません

楽しい演奏会とはどのようなものでしょうか。
僕の父は音楽が好きだったので、小さい頃よくコンサートに連れて行ってくれました。
連れて行って貰った数々の演奏会のパンフレットをこの間久々に見返したのですが「何故もっと集中して聴かなかったのか」「今でも思い出せるように脳に焼き付けるように聴けばよかった」と後悔するくらい素晴らしい演奏家達の演奏会に連れて行ってもらっていたようです。
しかし幼かった僕にとっては、正直演奏会よりおもちゃ屋に行くほうが楽しかったですし、演奏会はむしろ眠たくなるのに寝たら怒られる嫌な場所でした。

3月24日の講演奏会を「誰にでも楽しめる演奏会」をしようと考え、まず最初に行ったことは過去聴きに行った演奏会のパンフレットを「印象に残っているもの・いないもの」で仕分けることです。
仕分けてみると印象に残っている演奏会のほとんどが最近行ったものでした。
しかし興味深いことに小学校低学年より小さい頃に行ったのに印象に残っている演奏会が3つありました。
そこで僕は何故か印象に残っている3つの演奏会のパンフレットを手に取り読んでみることにします。
しばらく読んでいるとある共通点を発見しました。
その3つの演奏会で演奏された曲は、僕が読んでいた作曲家の伝記に登場していた曲だということです。

共通点に気がついた時、演奏を聴いていた時の心境が鮮明に蘇ってきました。
記憶の中の小学二年生の僕は、演奏を聴きながら伝記に書かれていた作曲されたときの様子などを鮮明に思い出し、心の底から音楽を楽しんでいました。

僕は演奏を聴いていた時のことを思い出す中で、音楽は物語や背景などを詳しく知るとより楽しむ事が出来、記憶にも残るということに気がつきます。
最近、ゲームや映画の曲の演奏会が大人気で涙するお客さんがたくさんいるという話を聞いたのですが、それも僕が音楽を通して伝記に書かれた曲の背景を思い出し感動したように、ゲームや映画の音楽を聴くことでゲームや映画を思い出し、音楽を楽しめているということなんだろうと思いました。

今回の講演奏会では、この発見を活かして誰もが知っている名曲を、音楽がより楽しめるエピソードと共にたくさん演奏していきます。
大人気番組「チコちゃんに叱られる」のような感じで曲を紹介し、その後バイオリンによる生演奏を行うと言った感じです。
前回のアンケートで、演奏もたっぷり聴きたいという意見もあったので、たくさんの曲を用意しています。

正直な話、世界には僕より上手い演奏家はたくさんいますし、最近はネットなどを使って素晴らしい演奏を無料で簡単に聴くことが出来てしまいます。
しかし、世界一上手い演奏をする事が難しくても、できる限り良い演奏をして、来てくださったお客さん全員を感動させたいと思い日々練習をしています。
そして僕は、この記事やチラシを見てくださっているあなたが世界一楽しめる演奏会を作りたいと思っています。
なので是非3月24日ウェスタ川越小ホールで、あなたにも「バイオリン講演奏会」を楽しんでもらいたいと思ってます。
3月24日お会いできることを楽しみにしています。

演奏会詳細

3月24日(火) 19:00〜20:30
※開場は18:30からになります

料金
大人 1500円
中学生以下 500円

チケット購入はこちらから

https://mtkvngmt.com/657-2

メール
ngmt4a.mtk@gmail.com

電話
09012579075

公式LINEから

ご紹介します、長又允希の演奏活動2018

2018年12月31日、23歳の誕生日を迎えました。
記念すべきブログの初投稿は、2018年3月に東京音楽大学を卒業してからの9ヶ月を紹介します。

バイオリン講師として

バイオリン講師としての活動は、個人の生徒が10人程増えたり、幼稚園やカルチャーセンターで集団レッスンという新しい挑戦をさせて頂いたり、以前から手伝っていた川越ジュニアオーケストラ講師に正式にして頂いたり、とても充実したものとなりました。

演奏活動

演奏活動は個人の活動が多くなり、桜の花びら舞う神社、洋服屋さん、紀伊國屋書店、ららぽーと富士見、プリンスホテル、幼稚園と言った呼んで貰えなければなかなか弾く事が出来ない場所で演奏させて頂けたのはとても良い経験となりました。


また障害を持った子どものデイサービスを行なっている施設で毎週演奏させて頂いているのですが、その日いる子によって皆の反応がガラッと変わってくるので、曲目やアレンジ、楽器体験をさせてあげるタイミング等考えながら演奏しています。
すごく素直に良いも悪いも反応してくれるのでとても楽しい上に勉強になっています。

ゴゴさろん

生活自体が大きく変わったのは、夏頃からでした。
地元川越で毎月ワンコインコンサート「ゴゴさろん」が9月から始まる事が決まったからです。

「ゴゴさろん」とは、地域の集いの場として何かを始めたいと考えていた自治会長に声をかけ始まった演奏会です。
普通の演奏会と大きく違う点は、

演奏会の半分くらい僕がペラペラ喋っている

と言う点です。
何故そのような演奏会になったのか説明します。


「ゴゴさろん」を始めるにあたって最初に考えたのは、どうしたら毎月来てもらえるのかという点でした。
バイオリンというのは、音大にいると忘れがちなのですが普通に生活しているとなかなか聴く機会がない楽器です。

なので、年に1度地元で演奏会を開く分には一般の方も物珍しさに来てくれます。
実際に、お花見会での演奏の際は例年の倍近く参加者が来てくださいました。


しかし毎月演奏会を開くとなると、希少性が薄まりどんどんお客様が減っていくことは目に見えていました。


そこで考えたのが、

音楽にまつわる研究や、生活に役立つ研究を講演のように紹介する演奏会

でした。そしてこの講演+演奏会を

「講演奏会」

と名付けました。


結果からいうと「講演奏会」は好評で「ゴゴさろん」には毎回40-50人程お客様が来てくださり、半分以上の方が毎月足を運んでくださっています。


4月からは「ゴゴさろん町内巡業ver」も決定していてさらに多くの方に楽しんでいただけるよう色々と考えています。

「講演奏会」を始めたことによる僕自身の大きな変化に関しては、下記の記事をぜひ読んでください。

講演奏家とは?
https://mtkvngmt.com/archives/51

また何故ブログを始めたかと、どんな内容を投稿していくのかも近日公開予定です。
https://

2019年は、このブログを始めSNS等活用していく1年にして行きたいと思うので、よろしくお願いします。

バイオリン講演奏家 長又 允希