本番前の「失敗するかも」という不安を力にする方法

人前で演奏したり話をする時、緊張や不安で上手くいかなかった。

しかもそれが大切な場面だった。

このような経験をした事がある人は多いのではないでしょうか?

僕も何度もそういう事がありました。

そんな「不安」による失敗を防ぎたいと想いから不安対策の論文や研究をたくさん調べたので簡単に紹介していきたいと思います。

不安感じている時の身体って、、

小学校でのクラスみんなの前での発表、大きなステージでの演奏前、何でも良いので緊張したときのことを思い出してみてください。

心拍数が上がりドキドキしていたと思います。

体内では間違いなくストレスホルモンの量が増えていたでしょう。

次に好きな人への告白前、LINEの返事待ち、長年欲しかったものをついに手にした瞬間など興奮した時のことを思い出してください。

心拍数が上がりドキドキしていたと思います。

体内では間違いなくストレスホルモンの量が増えていたでしょう。

ここまで読んだ方には僕が言いたいことがわかると思います。

「不安」を感じた時も「興奮」を感じた時も、身体に起こる事に違いはありません。

不安と興奮の違いは、心拍数が上がりストレスホルモンが増加したという身体の変化を脳みそがネガティブに「不安」と捉えるかポジティブに「興奮」と捉えるかという違いだけです。

脳の捉え方で結果が変わったという研究

2014年にハーバード大学で行われた研究を紹介したいと思います。

研究では心配や不安を感じた時に「あること」をしただけで、

・カラオケの正確さ17%アップ

・スピーチの評価17%アップ

・数学のテストの成績22%アップ

という素晴らしい成績を収めることが出来ました。

「あること」とはとても簡単なことで、

「燃えてきた」「楽しなってきた」「ワクワクする」と叫ぶ

だけです。

不安も興奮も、身体に起こった反応は同じなので、「ワクワクしてる」と口に出すことで、無理矢理脳にこの身体の反応は「不安を感じてるわけじゃなくて興奮してるんだ」と解釈させているというわけです。

「ワクワクしてきた」と口にするだけなら簡単に出来るので不安を感じた時に是非やってみてください。

この研究だけだと「まさかこれだけで緊張を何とかできるはずが」と思われてしまいそうですが、安心してください。

これからガンガン不安・緊張対策を紹介していこうと思います。

具体的には、不安を感じた時の方が上手くいく事とその方法などを紹介いく予定です。

不安対策を今すぐ知りたいという方は、僕の論文の仕入れ先であり、僕のブログの何倍もわかりやすく詳しく解説してある神ブログ「パレオな男」で不安対策など検索してみてください。

今回の記事はここまでにしたいと思います。

ありがとうございました。

バイオリン講演奏家長又允希